急性骨髄性白血病(AML)

急性骨髄性白血病(AML)とは、骨髄で発生する血液のがんです。成人でも多くみられる病気ですが、米国では毎年、新たに約500人の子供が急性骨髄性白血病と診断されています。

白血病は骨髄で発生します。骨髄とは、血液細胞を作る、骨の中のスポンジ状の組織です。急性骨髄性白血病は、白血球のうち、好中球や好酸球などになる前の「骨髄芽球」と呼ばれる未熟な1つの細胞が、突然変異により無制限に増殖することで発症します。骨髄芽球は骨髄で数を増やし、正常な血液細胞に取って代わります。また、血流にのって、リンパ節、脳、皮膚、肝臓、腎臓、卵巣、精巣、その他の臓器に浸潤することもあります。時にはそれらが「緑色腫」という固形の腫瘤を形成する場合もあります。

 

 

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