周囲の人たちからの支援

もしあなたが患児の親御さんならば、親族、友人、近所の人などの周囲の人たちに手助けしてもらってください。あなたは「患児の親として何の手助けも必要ない」と公言しているかもしれませんし、あるいは、今の状況が通常とは違うとわかっていても助けを求めることに慣れていないかもしれません。しかし、自分だけで問題を背負う必要はないのです。周囲の人たちに助けてもらう方法はいくらでもあり、そうすることで、あなたのエネルギーをお子さんや他の家族の安らぎのために最大限使うことができます。お子さんの闘病中に周囲の人たちの支援を受け入れることで、過大なストレスや疲れ、心配事などを抱えたあなた自身だけでなく、あなたの配偶者や患児以外のお子さん、ひいては親族や友人までもが助かることになります。あなたにはするべきことがたくさんあり、それは一人で対応するには多すぎて時間が足りません。闘病は、短距離走ではなくマラソンのようなものです。マラソンを始めたばかりの時には靴やウェアについて知る必要があり、経験者にアドバイスを求めます。その上で、ゴールにたどり着くまでにやらなくてはいけないことの全てをどのように解決していくべきかについて知る必要があります。これから記載する内容は他の患児の家族の経験に基づくものです。このページの内容は、親族、友人、近所の方、職場の同僚などにも読んでもらってください。手助けを申し出てくれている方へは、このページのURLを知らせてください。

もしあなたが患児の親御さんの友人ならば、周囲の他の人たちと協力して、これから述べるガイドラインに沿った支援を行ってあげてください。

周囲の人たちに助けを求めるべき4つの理由:

  1. 周囲からの手助けをたくさん受けるほど、患児のためにかけられる時間とエネルギー、患児以外のお子さんや配偶者と一緒に過ごせる時間が多くなります。
  2. 患児や他のお子さんに対しては、親にしかできないことがあります。買い物、掃除、車の運転、料理などは必要なことですが、必ずしも親であるあなたたちが行う必要はありません。これらのことは他の人に任せましょう。そうすれば、あなたは最も重要な局面でお子さんの側にいることができるのです。
  3. これは家族にとっての危機ですが、長く続くわけではありません。しばらくして周囲の助けを必要としなくなった時に「新しい日常生活」が始まったことに気付くでしょう。しかし今この瞬間には、周囲の人たちがあなたたち家族を助けるためにできることがあるのです。
  4. あなたのお子さんががんと診断されたことは、親御さんだけでなく親族や友人にとってもショッキングな出来事です。周囲の人たちは、あなたやあなたの家族のために何かできるということ、必要なことをしてあげられることで気持ちが癒されます。このことで、周囲の人たちとあなたのどちらもが救われるのです。

周囲の人たちの支援を受け入れることはとても重要なことです。しかし同時に、周囲の人たちが助けてくれたときに感謝の気持ちを表すこと、彼らが忙しいスケジュールをやりくりしてくれているのかもしれないと認識しておくこともまた大切なことです。

頼まれたことができない場合には、率直にできないと答えて構わないということを周囲の人たちには知らせておきましょう。例えば、あなたのお子さんをその日はサッカーの練習に連れて行くことができないという時、それをあなたに率直に伝えることができれば、次の機会には喜んで手伝いに応じようという気持ちになれることでしょう。また、あなたへの支援を調整してくれている人を作っておくのも役立ちます。

一部の研究では、どれだけ多く手助けをしてもらったかということよりも、周囲に喜んで手伝いたいと思っている人がいると知っていることの方が患児のご家族をより元気づけることがわかっています。

周囲の人たちが何を手伝ったら良いか尋ねてきたら、このページを見るように伝えてください。  http://www.childrencancers.org/1019

このページのURLをメモして常に持ち歩いていれば、何か手伝えることがないかと聞かれた時、すぐにその人に教えることができます。あるいは、「CureSearch日本語版」というウェブサイトにアクセスし、トップページのメニュー「生活面・社会面に関する情報」を選んで、「周囲の人たちからの支援」を見るように伝えてください。

 

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