夫婦で対応が違った場合

子どもががんと診断された時、治療時、その後の影響などについて、父親と母親とで意見や対応が違うのは珍しいことではありません。おそらく、かつて経験した別のストレスへの対処方法と同じように対応できる人がいる一方、今回のストレスがあまりにも大きく困難なために過去と同じ方法では対応できない人がいるのです。それに、夫婦の一人は突然病院でずっと付き添うことになり、もう一人は働きながら家にいる家族の面倒を見なければならない状況なので、今度のことが毎日の生活の中で意味することが各々にとってあまりにも違いすぎます。相手の役割の方が簡単そうに見えるかもしれませんが、実際のところはどちらの役割も大変なのです。

いずれにせよ、あなたたち夫婦がお子さんの病気にどう対応するかが一致していないこと、それ自体は問題であるとは言えません。しかしながら、時にはそれがコミュニケーションの問題へとつながり、夫婦が同じ考え方で臨んでいないと感じ、お互いへの信頼感が揺らぐ事態にまで発展するかもしれません。このような場合には、ソーシャルワーカーや心理療法士など、誰かに相談することが重要です。彼らは、多くの患児の両親と、個別または夫婦一緒に話をして、理解し合えるように働きかけてきた経験があります。あなたたち夫婦は今お互いを必要としています。相手にとって何が必要なのかをもっとよく把握し、どうすればそれを叶えてあげられるか考えましょう。そうすれば、大きな問題にはなりません。

 

行動面の問題

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