親御さんへのアドバイス

慣れないうちは、ほとんどの人が病院で不安を感じるものです。でも、自分が置かれている立場から見渡してみると、周りの環境を受け入れやすくなります。ここがしばらくの間は自分の“家”になるのだ、という視点で“観察”してみましょう。

  • 職員専用の区域に入らないように注意し、許可された場所にいるようにしましょう。
  • お手洗いや公衆電話がどこにあるかを知っていますか?
  • 飲食が許可されている場所がありますか?また、飲食物の自動販売機は近くにありますか?
  • スタッフの言うことを注意して聞き、その人の名札を見ておきましょう。話している相手が技師なのか看護師なのか、それともソーシャルワーカーなのか、それ以外の治療スタッフなのかを確認しておきましょう。名前を覚えておく必要があると思ったら、メモしておきましょう。これは各スタッフの仕事や責任範囲を理解するためにも役立ちます。たとえば、鎮痛剤については事務員よりも看護師に尋ねたほうが迅速に対応してもらえます。一方、お子さんの朝食の注文をコンピューターに入力して欲しい場合には、事務員が適任です。

周囲の環境が快適だと感じるようになるのが早ければ、それだけ早くお子さんの治療に集中できるようになります。お子さんの治療こそが親御さんの最優先の責務であり、また、ご自分でもできる限りの最善を尽くしたいと願っておられることでしょう。病気の治療の専門家は治療スタッフですが、お子さんのことに関しては親御さんが専門家です。お子さんにとっての最善を尽くすためには、互いに譲り合い、認め合いながら、全員が力を合わせなければなりません。

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