血小板減少症

血小板は血の固まりを作ることによって出血を止めます。血小板数が少ないと出血する危険性があります。血小板の正常値は150,000~300,000です。

血小板減少の徴候:

血小板が減少すると、以下のような症状が現れます。

  • 内出血(紫斑)や点状出血(皮膚にできる小さな赤い点状のシミ)
  • 5~10分間押さえ続けても止まらない出血
    (鼻、歯肉または中心静脈ラインの留置箇所などから)
  • 黒色の便や血液の混じった嘔吐
    (これは胃や腸に出血があることを意味します)

血小板数が低下している患児はフットボールやラグビーなどの身体接触が多い激しい運動をしてはいけません。また、歯肉から出血するのを防ぐため、歯を磨く時には柔らかい歯ブラシを使いましょう。

お子さんが鼻血を出した場合は、正面を向いて座らせ、それぞれの鼻の穴の外側、鼻梁(※訳注:「びりょう」と読み、両目の間の部分のこと)の真下を押さえてあげましょう。その部分をあなたの親指と人さし指ではさんで、10分間押さえ続けてください。これで出血が止まらない場合は、主治医に連絡しましょう。

その他の注意事項:

お子さんに出血を引き起こすかもしれない物事全てに対して注意を払う必要があります。

お子さんに浣腸剤や坐薬(直腸に入れる薬)を使わないでください。体温を直腸で計るのもやめてください。また、治療チームの指示がない限り、お子さんにアスピリン(サリチル酸塩)またはイブプロフェン(※訳注:非ステロイド系抗炎症剤)を与えないでください。 これらの薬は血小板が固まりを作って出血を止めるのを阻害します。風邪やインフルエンザのための薬などの一部の一般用医薬品はアスピリンやイブプロフェンを含有しています。どんな一般用医薬品も、お子さんに与える前に注意書きや成分表示を読んで、担当の治療チームに確認してください。

 

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