神経芽腫

神経芽腫は、交感神経芽細胞と呼ばれる交感神経系の成熟過程の細胞から発生します。交感神経系は、身体の興奮、心拍数の上昇、瞳孔を開くなど身体の重要な機能を司っています。腫瘍の過半数(65%)は腎臓の上部(副腎または後腹膜)にみられますが、身体のどの部位からでも発生します。その他の好発部位には、胸部、頚部、骨盤があります。この病気は、原発部位から骨髄、骨、リンパ節に転移しやすいのが特徴です。

神経芽腫がなぜ、どのように発症するかを解明するために研究が行われています。神経芽腫は、神経芽細胞(交感神経系の未熟な細胞)が神経細胞へと成熟できない場合に発症すると考えられています。無制限な増殖と分裂を繰り返し、増殖したがん細胞のかたまりである腫瘍を形成します。神経芽細胞のDNA(遺伝子)に起きる「突然変異」を突き止めようとする研究が開始されていますが、そもそもなぜ突然変異が起きるのかという根本的なことは正確に解明されるに至っていません。

米国版の更新時期: 2011年7月
日本版の更新時期: 2012年7月

 

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