骨髄穿刺

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骨髄穿刺は骨髄の細胞に異常がないかどうかを調べるための検査です。骨髄は血球が作られる「工場」のようなものです。骨髄は骨の中にあり、海綿質骨と液体である骨髄で構成されています。

この検査では骨(通常は腰の骨)に注射針を刺して、少量(通常はティースプーン1~3杯分程度)の骨髄を採取します。採取した骨髄は検査室に回され、がん細胞の検査が行われます。

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骨に注射針を刺す時に少し痛みを感じます。また、注射器で骨髄細胞を採取する時には圧迫感があるかもしれません。注射針を刺した部位に皮膚感染が起きる場合がありますが、それは稀です。注射針を刺した部位に青黒い跡(※訳注:皮下出血)ができることはよくあります。

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検査の準備

この検査では通常、患児はうつ伏せになって横たわります。看護師や検査技師などが患児を適切な姿勢にさせ、処置中にその姿勢を保つよう補助します。

  • 痛みや不安を抑えるため、痛み止め薬や鎮静剤などがよく使用されます。
  • 検査中にじっと横たわっていることが子どもにとってはストレスになる場合があります。検査の前に検査中の姿勢を何度か練習しておくと、お子さんは落ち着いて、どのようにする必要があるかを理解できるでしょう。
  • お子さんが薬で眠らされていない場合、この処置を乗り切るためには、気晴らしになることやその他の対処法が助けとなります。
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