腰椎穿刺(脊髄穿刺)

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腰椎穿刺(脊髄穿刺とも呼ばれます)は、がん細胞や感染症がないか調べるため、下図のように脳と脊髄を満たしている液体を抜き取る処置です。この液体は脳脊髄液またはCSFと呼ばれ、脳に栄養素を届け、脊髄と脳への衝撃を和らげる役割をする透明な液体です。脊髄内に薬物を注入するために腰椎穿刺が行われる場合もあります。通常、小児と若年者は腰椎穿刺が行なわれる前に麻酔薬または鎮静剤を投与されます。

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処置の実施

  • 通常、患児は横向きに寝て、あごを胸につけるようにして膝を胸に抱え込みます。看護師や検査技師などが患児を適切な姿勢にさせ、処置中にその姿勢を保つよう補助します。
  • 検査中にじっと横たわっていることが子どもにとってはストレスになる場合があります。検査の前に検査中の姿勢を何度か練習しておくと、お子さんは落ち着いて、どのようにする必要があるかを理解できるでしょう。
  • 年齢が高い患児であれば、座った状態であごを胸につけるようにして背中を丸める場合もあります。
  • 背中を丸めたら、脊椎の骨と骨のあいだに注射針を刺して、脊髄まで針を進めます。
  • 脊椎管から針で脳脊髄液を抜き取って試験管に集め、それを検査室で調べます。
  • 場合によっては(がん細胞が脳脊髄液に含まれている時など)、検査のために細胞を採取した後、同じ針を用いて脊髄内に抗がん剤を注入することがあります。
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