ガリウムスキャン(ガリウム・シンチグラフィー)

ガリウムスキャンは、体内の特定の組織の画像を得るために特別なカメラを使用する核医学検査です。(※訳注:核医学検査とは、ごく少量の放射性物質を造影剤として使う画像診断法のことです。) 検査の数日前に、トレーサーと呼ばれるごく少量の放射性物質を腕の静脈から体内に注入します。トレーサーは血流にのって体内を移動し、2~3日経過すると白血球が蓄積している部位に集積します。

検査は病院の放射線科で行われます。患児は検査の初めに仰向けに横たわりますが、最後までずっと仰向けのままの場合もあります。大きなカメラが身体のすぐ近くに設置され、身体の上や周りをゆっくりと移動します。カメラから放射線が出ることはありません。カメラは患児の体内にあるトレーサーから放出される放射線を探します。患児はいくつか異なる姿勢をとるように指示され、それぞれの姿勢ごとにしばらくじっとしている必要があります。検査のために鎮静剤を投与されるかもしれません。ガリウムスキャンには全部で45~90分ほどかかります。

撮影した画像を放射線科医が読み取った後、患児の担当医に放射線科医からの報告書が届きます。放射線科医は画像上でトレーサーが集積している部位を探しますが、トレーサーは感染症、炎症性の疾患、腫瘍のいずれかがある場合に集積します。

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