腎機能検査

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腎臓は背中のほぼ真ん中に位置する左右一対の器官です。成人では、左右それぞれの腎臓は握りこぶしほどの大きさです。そら豆のような形をしており、血液から老廃物を濾過して尿を生成し、膀胱へと送ります。

腎臓の検査では、腎臓がきちんと機能しているかどうか、特にどのような物質がどの程度の量、どれくらいの速さで尿へと排出されているかを測定します。それぞれの検査では腎臓の様々な機能を測定します。検査が行われる理由については治療チームに確認しましょう。

腎臓の検査は採取した血液または尿で行うことができるので、痛みがなく、副作用も全くありません。

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腎臓の検査の種類

クレアチニン・クリアランス

クレアチニン・クリアランスは、腎機能を測定するための検査です。クレアチニンは腎臓によって血液から取り除かれるタンパク質です。尿と血液の中のクレアチニンの量を測定することで、腎臓の機能を知ることができます(※訳注:クレアチニンの排泄速度(クリアランス率)を測ることで腎機能がわかります)。

検査のために12~24時間かけて尿を容器に集めます。尿は患児がトイレに行くたびに集めます。クレアチニン・クリアランスのために自宅で尿を採取する場合には、以下のことが重要です。

  • 24時間分の全ての尿を集めましょう。
  • 暗い色の容器または暗い色の布などで覆った容器に入れておきましょう。
  • 尿を入れた容器は、病院に持って行くまで冷蔵庫か保冷剤などで冷やして保管しましょう。

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糸球体濾過量(GFR)

糸球体濾過量は、腎機能を測定するための検査です。「トレーサー」と呼ばれる特別な物質(※訳注:放射性の造影剤)を静脈内に注入します。トレーサーが注入された後、そのトレーサーが腎臓をどれくらいの速度で通り抜けて体外へと排出されるかを判定するために追跡検査(血液を採取するか画像上で行うか、またはその両方)を行います。

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腎機能検査

腎機能検査では、腎臓によって血液や尿へと排出された特定の物質の量を測定します。血中や尿中のその物質が正常よりも多かったり少なかったりする場合、腎臓が本来の働きをしていない可能性があります。

これらの検査は血液または尿を採取して行なわれるので、副作用はありません。

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尿検査

尿検査では、尿の中に含まれる白血球と赤血球の数を確認します。また、尿の中のタンパク質、細菌、糖などについて調べるのにも用いられます。カップに集めた少量の尿を検査室で調べるので、この検査には痛みがなく、副作用もありません。

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