入院時に確認すること

　病院では多くの人が不安を感じるものです。そこで、「しばらくの間、ここが自分の家になる」という視点で観察してみましょう。周りの環境を受け入れやすくなります。

• 職員専用の区域に入らないように注意し、許可された場所にいるようにしましょう。
• お手洗い、公衆電話、自動販売機、飲食が許可されている場所など、病院内にあるものを把握しておきましょう。
• 治療チームの言うことを注意して聞き、その人が誰なのかを確認しておきましょう。
  チームには、技師、看護師、ソーシャルワーカー、それ以外のスタッフが大勢います。名前を覚えておく必要があると思ったら、メモをしておくと良いでしょう。各スタッフの仕事や責任範囲を理解するのに役立ちます。

少しでも居心地が良くなれば、より早く患児の治療に集中できるようになります。治療の専門家は医療者ですが、患児の専門家は両親です。皆で力を合わて最善を尽くしましょう。

日本語版更新：2020年10月