骨スキャン(骨シンチグラフィー)
骨スキャンでは、骨に腫瘍や感染がないかどうかを確認するために骨の画像を撮って検査します。撮影前に放射性同位元素(トレーサーと呼びます)を含む特殊な薬剤が静脈に注射されます。このトレーサーにはX線診断の時と同程度の少量の放射線が含まれており、異常のある骨の箇所へと集積します。その後、腫瘍ができているかもしれない部位をスキャナーが検知し、画像を撮ることができます。この検査は痛みを伴いません。
検査中は、じっと横たわっている必要があります。
- 撮影には1時間程度かかることがあります。
- 検査が終わるまでじっと横たわっていられるように、鎮静剤(睡眠薬)が必要な場合もあります。
- スキャナーが身体の上を通過する際に、閉塞感を訴えるお子さんもいます。